ヘルプ
マイページ
就活の基本は企業研究から。就職したい企業のことを知らないままエントリーシートをやみくもに書くなんて、非効率なだけだよ。
でも、何から手をつければいいのかがわかりません。
大丈夫。まずは企業研究「坂本の3ヵ条」を教えるよ。
今回は1,2について説明するよ。ついてきてね。
就職したい企業を頭に浮かべると、どうしても有名な消費者相手の企業(BtoC企業)に偏りがちだ。でも、知名度が低くても優良な企業はいっぱいあるんだ。部品メーカーのような、企業を相手にする企業(BtoB企業)も、就職先として考えてみよう。
知らない会社の方が多そう。どうやって調べればいいんでしょうか?
研究を始めるにあたって、企業を4群に分けて考えよう。
特定の業界ばかりみていてはダメ。そして、有名企業ばかりみていてもダメなんだ。いろんな業界・会社を知ることが、志望する業界・会社を理解することにつながるんだ。
自分の志望就職先のリストをつくるために、最初は「業界地図」などの本を参考にしよう。どんな業界・企業があるか全体像をつかもう。
自動車メーカーを調べたら、関係する自動車部品メーカーものぞいてみよう。商社の名前は知っていても、商社が扱う鉄鋼やエネルギー、繊維の業界はどうなっているのか?産業界の成り立ちがわかり、志望する業界の理解が深まってくるはずだ。
エントリーシートを書いたり、面接を受けたりする際にもいきてくる。
志望以外の業界って、どう決めればいいの? 第1希望がトヨタ自動車って以外決まってないんですが…
○○さんはA就職したい企業がトヨタになるね。するとBは日産自動車、ホンダ、マツダなどになる。関連会社は軽自動車が得意なダイハツやトラックの日野自動車、関連の部品会社ならデンソー、アイシン精機、豊田自動織機などがあるよ。
Cは食品や金融、化学など幅広く見てみよう。
Dは力試しの受験だ。企業規模にこだわらず、面接に慣れる気持ちで選んでみよう。
志望以外の企業・業界を調べる意味はどこにあるのか?就職活動をする上で、視野が広がるのが一番の利点だ。志望する先と比較することで、それぞれの企業・業界の強みや弱みもわかってくるようになるんだ。
はい! 幅広く企業研究をしていきます。
じゃあ、次は朝日新聞デジタルの「就活 気になる企業」でそれぞれの企業をチェックしてみよう。
個別企業のページでは、まず企業概要、売上高、利益の3点をチェックしよう!
さらに「会社四季報」でマイリストを充実させよう。業績がいいけれど知られていない企業がたくさん見つかるよ。
マイリストを作ったら新聞などで情報収集をして、自分だけの切り抜きノートを作るのもいいよ。
有名企業と業績トップ企業は結構違うんですね。さっそく気になる企業のマイリスト作ります
上場企業約3500社の業績、財務データなどを掲載した情報誌。東洋経済新報社が発行。1936年創刊で、四半期ごとに年4回発行し、独自の業績予想もしている。個別の企業情報だけでなく、巻末特典の「営業増益率ランキング」や「上場廃止リスクのある会社一覧」なども就職活動に役立てよう。
就職コンサルタント。
採用情報、広告理論、コーチング術等を駆使した実践的指導を行う。立教大学理学部物理学科卒。就職活動に関する著書多数。
大学・大学生協や新聞社、自治体等と提携し、就職講座を全国で開催。京都大、神戸大、立教大など全国の大学で就職セミナーを実施。
PR注目情報