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宇宙から降り注ぐ高エネルギーの放射線(宇宙線)が航空機乗務員の健康に及ぼす影響を調べるため、文部科学省の放射線安全規制検討会は17日、作業部会を設置することを決めた。測定方法を考えて、実態を調べ、安全対策が必要かどうか検討する。1年をめどに結論を出す予定だ。
高い高度を飛ぶ航空機内では、地上より宇宙線の被曝(ひばく)線量が多くなる。一般の乗客では問題ないが、飛行回数の多い乗務員では健康への影響が心配されている。一般人が職場環境などで受ける放射線の限度は、自然界から受けるものを除き、年間1ミリシーベルトと定められている。乗務員はこの数倍を浴びている可能性があり、妊娠中には胎児への影響も懸念される。
海外などでの研究を基に、乗務員団体が文科省と厚生労働省、国土交通省に対策を求めており、国として調べることになった。作業部会の結論を待って、3省で対策などを協議する。
(06/17 11:49)
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