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< 宇宙探査 >
衛星打ち上げを海外に委託 宇宙機構、27年ぶりに
2004年12月28日00時59分
宇宙航空研究開発機構は27日、通信実験衛星の打ち上げをロシアの民間会社に委託すると宇宙開発委員会に報告、了承された。国の人工衛星の打ち上げでは、国産ロケットの優先使用を基本としており、海外委託は27年ぶりになる。昨年11月のH2Aの失敗で、打ち上げ用の国産ロケットの完成が間に合わないことなどが原因だ。今後も衛星の打ち上げ計画は詰まっており、海外委託が続く可能性が出てきた。
レーザー光を使って光通信実験を行う技術試験衛星「OICETS」を来年夏にロシアとウクライナの民間会社に委託して、カザフスタンから打ち上げる。費用は、H2Aの10分の1程度で、約10億円とみられる。
この衛星は、01年7月に打ち上げられた欧州宇宙機関の静止衛星との間で通信実験を行う計画だが、静止衛星の寿命は06年夏まで。H2Aは今後の打ち上げ計画に空きがないほか、別の国産ロケットも来年夏までの完成は難しいと判断した。
宇宙機構は「国産ロケットを使いたかったが、時間的制約があり、やむを得ない。今後も条件によって、海外にお願いすることはあり得る」と話している。
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