現在位置:asahi.com>ニュース特集>宇宙探査>月探査機「かぐや」> 記事 かぐや、月上空100キロに 周回軌道から観測開始へ2007年10月21日19時11分 宇宙航空研究開発機構は21日、月探査機「かぐや」を月を回る観測軌道に投入することに成功したと発表した。12月中旬までに14種類の搭載機器を点検し、アポロ以来の大がかりな観測を始める。
かぐやは、今月5日に月を大きく回る軌道に入り、子衛星「おきな」と「おうな」を切り離した後、高度を下げて月との距離を縮めていた。 18日に地球からの指令を受けて、月の北極と南極の上空を結ぶ高度80〜120キロの軌道に入った。今後1年間、約100キロの高度を2時間ほどで1周しながら観測を続ける。 重力場の影響を受ける低い高度を利用し、月内部の構造を調べたり、岩石の分布やクレーターの形などを調べたりする。ハイビジョンカメラで「地球の出」も撮影する予定だ。 中国は、かぐやのライバルとなる月探査機「嫦娥」を24日にも打ち上げるとみられる。米国やインドも無人探査機の準備を進めており、かぐやが月探査ラッシュの火ぶたを切ることになる。 宇宙機構の滝沢悦貞・プロジェクトマネージャは「とても大きなハードルを越えた。新しいデータを社会に出すのがゴールなので、気持ちを新たにしたい」と話した。 PR情報この記事の関連情報月探査機「かぐや」
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