現在位置:asahi.com>ニュース特集>宇宙探査>月探査機「かぐや」> 記事 2010年代前半に月着陸 宇宙開発委が方針2007年10月26日23時57分 2010年代半ばまでに月着陸を――。宇宙開発委員会の月探査ワーキンググループは26日、月を周回中の「かぐや」の後継の無人探査機(セレーネ2)で月面を探査する方針を決めた。宇宙航空研究開発機構が技術的な検討を始めており、旧ソ連のルナ24号から約40年ぶりの着陸となる可能性もある。
ワーキンググループは「月探査に積極、果敢に取り組む」との報告書をまとめた。その中で、セレーネ2を最初の具体的な計画と位置づけた。 宇宙機構の構想では、無人の着陸機と月面探査車、データを中継する小衛星からなる。H2Aロケットで打ち上げ、月面の岩石などを自動的によけながらピンポイントでねらった場所に着陸。数百メートル〜2キロの範囲を探査車に走らせ、ロボットアームで石や砂などを調べる。 これまで着陸の精度は誤差1キロほどが限界だったが、セレーネ2では100メートルほどに高める。探査車は、月面の細かな砂の坂をのぼったり、自分の位置を正確に把握したりできるようにする。 かぐやの地上設備の流用や、小惑星探査機「はやぶさ」などの技術の活用で、開発費を約500億円に抑えるという。 今回の方針は、同委の長期計画に盛り込まれる見込み。今後、宇宙機構が、より具体的な計画づくりを進める。 PR情報この記事の関連情報 |