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かぐやで作った月の立体写真公開

2007年11月19日06時13分

 宇宙航空研究開発機構は、従来の10倍もの解像度がある月面の立体画像を公開した。月を周回している探査機「かぐや」の地形カメラのデータをもとにつくった。より小さなクレーターを分析でき、月の起源を探るのに役立つという。

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かぐやの地形カメラのデータをもとに作成した月の立体地形画像=宇宙機構提供

 今回の観測は試験的なもので、月の南極域で3日に実施した。地形カメラで、かぐやの真下の月面の斜め前と斜め後ろを撮影。両者の角度の違いをもとに3次元の画像をつくった。

 過去の探査機は100メートル程度のものを見分けるのが限界だったが、今回は10メートルのものも可能。数十メートルの小さなクレーターや細かな地形を立体的に見ることができる。

 光の波長をもとに鉱物の種類を見分ける装置も正常なことを確認した。隕石(いんせき)の衝突でクレーターができた際に周囲に飛散した物質を見分け、衝突の規模や方向を分析するのに役立つという。

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