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「宇宙なんて近い」 星出さん、友人作の曲でお目覚め

2008年06月03日23時13分

 【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=田之畑仁】「宇宙なんて あんがい近いもんさ」。そんな友の歌声が、宇宙に届いた――米スペースシャトル・ディスカバリー打ち上げから4日目の朝、星出彰彦飛行士(39)ら乗組員7人は、星出さんがリクエストした同級生らのオリジナル曲「ロボットアームで抱きしめて」で目覚めた。

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応援歌に付けられた動画=塙さん提供

 米中部時間3日朝(日本時間同日夜)、米航空宇宙局(NASA)の管制官が「おはようございます」と呼びかけると、星出さんは「友人の曲をありがとう。今日はとても重要な日になります」と応えた。

 シャトルでは、乗組員がリクエストした曲で一日が始まる。この日はまず、午前中から乗組員2人による初の船外活動。そして午後からは、星出さんがロボットアームを操作して、日本の有人宇宙施設「きぼう」の船内実験室を国際宇宙ステーションに設置するという大仕事がある。

 星出さんの母校・茗渓(めいけい)学園(茨城県つくば市)の同級生・梅村太郎さん(39)と塙(はなわ)裕介さん(39)が、星出さんのために作詞・作曲。星出さんが宇宙への夢を膨らませたアニメ「銀河鉄道999(スリーナイン)」の作者、松本零士さんも共同作詞者に名を連ねている。歌は塙さんが担当した。

 塙さんの知人らが作った動画もインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で一部が公開されている。CDを作って星出さんにも贈ったところ、「ぜひ宇宙で聞きたい」と返事があり、リクエストにつながった。

 塙さんは「曲に込めた思いが宇宙にいる彼に届けばうれしい」と話している。

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