不審火乗り越え、伝統の炎 愛知・幡豆で鳥羽の火祭り
2007年03月05日
愛知県幡豆町の鳥羽神明社で4日夜、国の重要無形民俗文化財に指定されている「鳥羽の火祭り」があった。2月11日に行うはずだったが、当日未明の不審火で祭りに使うたいまつが2本とも焼け、延期に。地域住民が力を合わせて準備をやり直し、約20日遅れで1200年の伝統を守った。
 燃えさかる「すずみ」に男たちが挑んだ=4日午後8時12分、愛知県幡豆町の鳥羽神明社で
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祭りは、その年の農作物の出来を占う行事。神社の境内に置かれた「すずみ」と呼ばれる直径3メートル、高さ5メートルのたいまつに火がつけられ、中に埋め込まれた「神木」と「十二縄」を取り出そうと男たちが競う。水で濡らした布を体に巻き、頭から炎に突っ込んで燃えさかるたいまつをかきわける。
不審火でたいまつが焼けたあと、材料のカヤやツタを集めるところから住民たちはやり直した。不審火を恐れ、たいまつは当日朝に急いで組み上げ、祭りに臨んだ。
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