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【広州=奈良部健】世界の自動車メーカーが出展する広州モーターショーが22日、中国・広州市で開幕した。尖閣諸島をめぐる反日デモが起きて以降、中国では初の大型ショーだ。逆風を受けて出展取りやめを考えた日本メーカーもあったが、世界一の自動車市場を避けるわけにいかず、昨年以上の出展になった。
広州モーターショーは中国では北京、上海に続く規模で、約1千台の車両が展示されている。日本メーカーはトヨタ自動車、日産自動車、ホンダなど7社が参加した。ただ、日本メーカーの出展会場の周りだけに制服を着た警備員が2〜3メートルおきに立つなど尖閣問題の影響が色濃く出ている。
一方でトヨタは展示する車両数を昨年より2台増やし、これまでで最も多い46台にした。大西弘致・中国本部長は「数多くの困難があったが、今でも多くの方がトヨタ車を購入してくれているのが大きな励み。中国を愛し、中国のために貢献していきたい」と話した。日産も展示面積を過去最大の2550平方メートルにし、他の各社も昨年並みの出展規模にした。