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【広東省東莞市=奈良部健】日産自動車の中国での11月の乗用車販売台数が、前年同月に比べて2〜3割少ない4万5千台程度にとどまる見通しになった。中国合弁会社「東風日産乗用車」の木俣秀樹・販売マーケティング本部長が23日、東莞市の販売店で記者団に明らかにした。
日系メーカーで中国での販売シェア首位を走る日産の中国販売は、大規模な反日デモが起きた9月以降急減しているが、10月中旬に広告活動を再開。足元の来店客数は前年並みまで回復し、受注も前年の8割程度まで戻っているという。
ただ、木俣氏は反日感情による日本製品の不買運動について、「情報に敏感な若者がとくに影響を受けている」と指摘。11月の販売は9〜10月よりは回復する見込みだが、「完全に回復する時期を見通すことはできない」とも述べた。