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【ソウル=中野晃】ソウル市の朴元淳(パクウォンスン)市長は1日、ぎくしゃくする日韓関係について「都市と都市、人と人の交流が対立を和らげる役割を果たせる」と述べ、自治体間や民間交流の大切さを強調した。就任1年にあわせた「ソウル外信記者クラブ」での記者会見で、質問に答えた。
人口1千万人超のソウル市は東京都と姉妹都市、北海道と友好都市の関係にある。朴市長は最近、横浜市と職員の相互派遣を始めたことも紹介。「国と国では国益のために衝突し得るが、都市や市民は自由だ。都市間の協力関係を強化していきたい」と述べた。
朴市長はまた、「原発をひとつ減らそう」を合言葉に省エネや自然エネルギーの普及を進めていることについて、「市民の生活態度や文化が変われば、実際に原発を閉じることも可能だ」と述べた。原発増設を進める政府とは対照的に、原発を減らす取り組みを続ける考えを強調した。