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【大田(韓国中部)=牧野愛博】海上自衛隊幹部学校(東京・目黒)の隊員約40人が6日から防衛交流のために韓国を訪れた。8月の李明博(イミョンバク)韓国大統領の竹島訪問後、日韓の政治的な関係が冷え切るなか、防衛面での交流は粛々と続いている。
7日。海自の上級指揮官を養成する指揮幕僚課程の隊員らが、韓国中部の大田市にある国立大田顕忠院を訪れた。国家功労者や戦死者らが眠る。一昨年3月に起きた韓国哨戒艦沈没事件の犠牲者46人らを悼み、黙祷(もくとう)した。
海自幹部学校の高橋孝途教育部長は「日韓の安全保障は非常に重要。個別に困難なことがあっても、やるべき交流は進める」と話す。長引く竹島の領有権問題とは別に、顕忠院訪問は「同じように国を守る者同士の自然な心の発露」とも語る。