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定額給付金申請書が不明 問い合わせ50件 福岡・八女

2009年5月14日12時8分

 福岡県八女市で市民が4月13〜15日に郵便ポストに投函(とうかん)した定額給付金の申請書が行方不明になっていることが13日わかった。申請書には運転免許証や保険証、銀行通帳の写しが同封されており、個人情報の流出の恐れがあるうえ、振込用口座への入金がなかったことに気づかずに、給付金をもらい損ねる人が出てくる可能性もある。市には同日までに約50件の問い合わせがあったが、行方不明になった申請書の全体数は把握できていないという。

 市総合政策課は「配達状況の調査を郵便局に依頼している」と説明。郵便事業株式会社九州支社は「市役所との間で、事実関係について確認しているところです」とコメントしている。

 市総合政策課によると、市は4月8日に定額給付金の申請書を市民に発送、同10日から郵送と市役所窓口で受け付けを始めた。同23日から銀行振り込みによる支払いを始めたところ、市民から「他の人には振り込まれている。自分はまだか」などの問い合わせが相次いだ。

 4月15日に申請書を投函した女性によると、まだ入金はなく、市からは市には届いていないと言われ、郵便局には市に配達したと告げられたという。「個人情報がいっぱいあるのに、扱いがずさんすぎる。事実を早く知らせてほしい」と憤る。

 市が調べたところ、申請書を4月13〜15日に郵便ポストに投函したり、郵便局で局員に手渡したりした人の分が行方不明になっているという。

 同課は「市民が勘違いして申請していなかった例もあった。すべてが行方不明とは言えない」としながらも、「申請書は今月8日まで専用の処理室で受け付け、開封後にバーコード処理で管理していた」と説明している。

 同市の給付対象世帯は1万4496世帯。10月13日まで申請を受け付ける。申請書が見つからなかった人には、申請書を再発行し、再申請を促しているが、市総合政策課は「振り込め詐欺と間違われるので、市から市民に電話連絡は原則していない。申請から1カ月たっても振り込まれないなど、不安な場合は市に連絡してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同課(0943・23・1224)へ。

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