現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. コブク郎onツイッター
  5. 記事

東京芸大・大浦食堂の名物「バタ丼」【食べてみた編】

2011年1月24日21時52分

写真拡大バタ丼は時間との戦い。手際よく材料を投入していきます

写真拡大バターと思いきや、マーガリン。それが「バタ丼」の秘けつ

写真拡大出来立ての「バタ丼」

写真拡大「バタ丼」と北澤さん。芸大のW名物

 バター醤油ご飯をやってみたところ、ツイッター上で話題となった東京芸大・上野キャンパスの大浦食堂名物「バタ丼」。歴々の芸大生を虜(?)にしてきた一品はどんな芸術的な味なのか。食べに行ってきました。

 ■ご飯になじむマーガリン、モヤシがシャキシャキ

 案内してもらったのは名物店長の北澤悦雄さん(61)。大浦食堂に勤めてかれこれ40年以上になるそうです。

 バタ丼の材料は、豆腐とモヤシ、そして実はマーガリン。北澤さん曰く「本当にバターにすると、味がしつこくなる」のだそう。モヤシの他に、レタスのかたいところや、ざく切りにしたキャベツが入っていることも。

 調理方法はいたってシンプル。

 マーガリンに火を入れて即、小さく切った豆腐を投入!そこへ醤油をさっと大さじ一杯入れると「浸透圧で豆腐からじわっとうまみが出てくる」(北澤さん)んだとか。豆腐のエキスを出汁にしているんですね!

 そして、モヤシを入れて落としぶたをし、豆腐がキツネ色になるまで火を通せばできあがり。あとはご飯にかけるだけです。ここまで3分足らず。

 湯気立つバタ丼…これは美味しそう!

 早速食べてみます。

 

 おお、まさにバター醤油ご飯!

 

 ご飯に溶け込んだマーガリンを醤油が香りでお膳立て。もやしもシャキシャキ、いい歯ごたえです。この味とボリュームで480円(みそ汁つき)は学生の強い味方ですね。

 さらに卵や肉をトッピングすることも可能なんだそう。もはや敵なしです。

 学生からも「時々無性に食べたくなる」(男子)、「バターのうまさとボリュームにやられる」(女子)という声が聞こえます。取材中、「バタ丼のお客さん、お待たせしました!」というおばちゃんの声が何度も食堂に響き渡っていました。噂にたがわぬ人気です。

 そんな「バタ丼」、誕生からなんと35年という長寿メニューなのです。数々の芸術家の卵たちの舌を魅了してきた「バタ丼」には、知られざる歴史がありました。次回、北澤さんからお聞きした、とっておきのエピソードをご紹介します。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介