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H2Aロケットの打ち上げ失敗や衛星の故障など宇宙開発分野で相次ぐトラブルへの対策を迫られている文部科学省は、04年度と05年度に予定している衛星打ち上げのうち3機を延期して費用を浮かし、それを再発防止策に充てることを決めた。20日に示された04年度予算の財務省原案に盛り込まれた。
延期したのは、技術試験衛星8型(04年度)、月周回衛星と超高速インターネット衛星(ともに05年度)。それぞれ次年度に先送りする。
文科省は、これで浮いた44億円と、もともとH2Aロケットの能力向上のために要求していた予算の一部を合わせた計73億5000万円を「事故再発防止対策費」とした。
文科省は、H2A6号機の打ち上げ失敗の原因究明が進んだ段階で宇宙航空研究開発機構の組織を見直す方針で、衛星打ち上げ再開のめどは立っていない。今回の打ち上げ延期も当座の予算を捻出(ねんしゅつ)するための措置で、実際の打ち上げはさらに変更される可能性が強い。
(12/21 00:03)
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