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小児の脳死判定基準、日本小児科学会が検討委

2009年6月21日22時43分

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 日本小児科学会(会長=横田俊平横浜市大教授)は21日、脳死になった子どもからの臓器移植を検討するプロジェクト委員会を発足させることを決めた。小児の脳死判定基準や虐待を受けて脳死状態になった子の見分け方、子どもの自己決定権をどう守るかなどについて議論し、できるだけ早く提言をまとめる。

 委員は小児科医7人と法律家2人、心理学者1人。

 脳死判定基準のほか、脳死状態にならないための小児救急医療態勢の整備、家族のケアのあり方などを議論する。人工呼吸器を着けて在宅療養している重症障害児は脳死とは異なるが、脳死と混同されやすく、こうした子どもたちが適切な医療を受ける権利についても話し合う。衆院で可決された臓器移植法改正A案に盛り込まれている親族への優先的提供の是非も議論する予定。

 同学会脳死移植担当理事の土屋滋東北大教授は「子どもの場合、脳死から心停止までが長い長期脳死があるとされるので、特に脳死判定は慎重に検討したい」と話す。

 参院に提出の動きがある新たな改正案に盛り込まれる見通しの子どもの脳死臨調について、横田会長は「ぜひ作ってほしい。小児科医も入れてもらいたい」と話した。

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