現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 秋葉原無差別殺傷
  5. 記事

秋葉原殺傷のナイフ、容疑者「福井で購入」

2008年6月10日3時13分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真加藤智大容疑者と見られる人物が購入したのと同じ(左から)折りたたみ式の「ライナーロックナイフ−ディアブロ」、サバイバル「ミニシールナイフ」、ダガータイプの「S&WブーツナイフL」、3本セットの手投げ式「スローイングナイフ−タイプC」と、特殊警棒、黒革グローブ=9日、福井県、岡野翔撮影

 東京・秋葉原の電気街の路上で8日に通行人らが無差別に襲われ7人が死亡、10人が負傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された静岡県裾野市の派遣社員加藤智大(ともひろ)容疑者(25)がナイフ5本を現場に携行していたことが、警視庁の調べでわかった。同庁は5本とも押収した。加藤容疑者は「ナイフは6日に福井市の店で購入した」と供述しているといい、同庁は事件を計画した経緯を調べている。

 万世橋署捜査本部の調べでは、加藤容疑者は8日午後0時半すぎ、東京都千代田区外神田の交差点で、レンタカーのトラックで通行人をはねたうえ、ナイフで次々刺して殺傷した。警察官に取り押さえられた際、犯行に使ったダガーナイフと呼ばれる両刃の短剣型ナイフ(全長約23センチ)を持っており、上着の内ポケットには折り畳み式ナイフ(同約20センチ)を入れていた。

 さらに、トラック内にあったリュックの中からサバイバルナイフ(同約30センチ)とペティナイフ(同約20センチ)、特殊警棒が見つかった。現場の交差点にもナイフ(同19.5センチ)1本が残っていた。

 福井市内のミリタリーショップによると、6日午後0時40分ごろ、加藤容疑者とみられる男が来店した。男は全長45センチの大型ナイフなどを手に取ったあと、外国製の両刃の短剣型ナイフ(全長約23センチ)▽日本製サバイバルナイフ(刃渡り12.5センチ)▽投げナイフ(3本組み)▽小型ロックナイフ▽特殊警棒1本を計3万1600円で買った。約30分後に再び店に来て、黒革手袋も3千円で購入した。店長に「静岡から来た」と話したという。

 警視庁は、これらのナイフの大半を事件に持って行ったとみて調べている。加藤容疑者は「当初、通信販売で入手しようとしたが、時間がかかるので店を訪ねた」と話しているという。

 加藤容疑者は、ナイフを購入した翌日の7日には、秋葉原を訪れていたとも供述しているという。

 加藤容疑者は携帯サイトの掲示板に福井県でのナイフ購入などについて書き込んでいた。しかし、逮捕後に捜査本部が加藤容疑者の携帯電話を調べたところ、発着信履歴やメール、アドレス帳などがすべて消去されていたことがわかった。捜査本部は犯行直前に消したとみている。

 一方、犠牲になった7人のうち、男性1人は、トラックにはねられたうえナイフで刺されていたことが捜査本部の調べでわかった。6人は、はねられたかナイフで一突きされるかしていたという。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内