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加藤容疑者を殺人罪などで起訴 秋葉原無差別殺傷事件

2008年10月10日18時24分

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 東京・秋葉原で通行人ら17人が死傷した無差別殺傷事件で、東京地検は10日、元派遣社員加藤智大(ともひろ)容疑者(26)を殺人、殺人未遂、公務執行妨害、銃刀法違反(所持)の罪で起訴した、と発表した。

 東京地検で事件を担当した検事が、加藤容疑者の犯行動機について説明。生きがいのなさを感じ、周囲からの孤立感を深めていた時に、「そのはけ口だった携帯電話のサイトへの書き込みを無視されたことへの不満が怒りとなって犯行に及んだ」と指摘した。

 起訴などの発表時に事件の担当検事が説明するのは、東京地検では初めての試み。これまでの検察の広報について、「国民に検察の活動を分かりにくくした面も否定できない」と反省し、来年5月に始まる裁判員制度を前に、事件によって担当検事が起訴理由などを踏み込んで説明することにしたという。

 また、東京地検の渡辺恵一・次席検事は、犯行当時と現段階で加藤容疑者が精神疾患ではなかったと診断されたと説明し、「鑑定医の判断および捜査で得られた証拠に照らし、責任能力があると判断した」と述べた。地検は同日、遺族や重傷を負った被害者に対し、起訴した内容などを伝えた。

 起訴状などによると、加藤容疑者は6月8日、秋葉原の電気街に買い物に来ていた男性やアルバイト中だった大学生らをトラックではねたり、ナイフで刺したりして7人を殺害し、10人に重軽傷を負わせた。また、警視庁万世橋署員の巡査部長に抵抗し、ナイフで切りつけて殺害しようとした、などとされる。

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