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宮里藍=AP
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昨季の宮里藍(19)の快進撃を見た人の大半は、彼女が近い将来、世界を舞台に活躍することを予感しただろう。ただ、その「将来」がこんなに早く訪れることを予想した人は、多くはなかったのではないか。
南アフリカで20カ国・地域が参加して行われた女子ゴルフの国別対抗戦、第1回ワールドカップ(2月11〜13日)。北田瑠衣(23)と組んだ宮里は最終日、不調の北田を補うスーパーショットを連発して優勝をもぎ取り、初代女王に輝いた。
そのままオーストリアに転戦した宮里は、欧州女子ツアーのANZレディースマスターズ(2月24〜27日)に出場。初日に9アンダー、63という驚異的なスコアをマークして首位に立ち、3日間を引っ張った。
最終日に、米ツアーの賞金女王に3度輝いた地元出身のカリー・ウェブに逆転されて2位に終わったが、世界へその存在をアピールした。
宮里が一気に世界レベルまで技術をアップさせたのは、オフのスイング改造が成功した証し。父親でコーチの優さんの指導でドロー(左曲がり)一辺倒のスイングを、フェード(右曲がり)も打てるようにした。
ドローボールは飛距離が出るという利点があるが、その分、ラン(転がり)が出過ぎて、ラフまで飛び込むこともある。フェードボールはランが少ない分、落とし所を点で狙える安全な球筋だ。
ラフが浅い日本のトーナメントコースは、飛距離が出るドローボールが有利。だが、世界のコースの大半は、打ち分けが出来なければ好スコアにはつながらない。フェードボールの取得で、世界が一気に近づいた。
国内開幕戦のダイキンオーキッド(3月4〜6日)は「パットが最悪」で27位タイに終わった。しかし、師弟は「ショットは相変わらずかんぺき」と口を合わせた。
宮里は昨季の賞金ランク2位の実績で、27日に終わった世界メジャー(4大大会)第1戦、クラフトナビスコ選手権に加え、第3戦の全米女子オープンの出場権を持つ。今度は個人戦での「世界」挑戦だ。
宮里は今秋、米ツアーのQT(出場資格試験大会)に挑戦する予定。その前に、メジャーで名前を売りたいところだ。
■藍ちゃんに負けるな 横峯さくら
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