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天然芝、学生自ら育て一挙両得 実戦感覚と栽培技術養う

2010年12月3日0時47分

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写真:天然芝のグラウンドで練習するラグビー部員=角田市の仙台大第2グラウンド拡大天然芝のグラウンドで練習するラグビー部員=角田市の仙台大第2グラウンド

 仙台大学(柴田町)の角田市にある第2グラウンドに、簡易な栽培方法を使った天然芝が敷き詰められた。ラグビーとアメリカンフットボールの両部が、実戦と同じ環境で練習ができるようになった。教員やスポーツ指導者を目指す学生には来年度から、芝の管理を講義し、栽培技術を身につけることで厳しい就職活動にも役立たせたいという。

 芝の栽培は、塩釜市の塩釜フットボールクラブが開発した「塩釜方式」を採用した。グラウンドの土を掘り返した上で堆肥(たいひ)を混ぜ、芝の種をまいて生育させる手法。かかる費用は従来の手法の数分の一で済むという。

 仙台大では、同クラブの小幡忠義理事長の指導を受けて、今年5月上旬に種をまいた。今秋からグラウンドの使用を始める予定だったが、春の長雨と夏の猛暑で生育が遅れ、11月になり使うことができるようになった。

 同大では以前、サッカー場を人工芝化した時は整地を含め約7千万円かかったが、今回、約7千平方メートルのグラウンドを芝生化するのに約1千万円で済んだという。

 11月26日にあったお披露目式では、ラグビー部員がさっそく練習を始めた。須田晃平主将(21)は「試合に近い形で練習ができ、良いパフォーマンスが発揮できるようになると思う」と話した。今後、同部員らが芝刈り機を使って管理し、はげた場合の補植もしていくという。

 同大では、来年度からカリキュラムの中に芝生の育成と管理を盛り込む予定。芝生の性質や病虫害への対応、水まきのタイミングなどについて講義するという。朴沢泰治学長は「各地で校庭の天然芝化が進んでいるが、管理できる教員がいないとも聞く。環境問題を含めた知識を持った学生を育てることにも活用したい」と話している。(石井力)

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