2009年8月29日19時32分
野球の関西独立リーグの神戸が10月の給与を支給しないことを決め、29日、選手に伝えた。球団は「10月はリーグ戦もなく、スポンサーのめども立たないため」と説明している。給与は原則20万円で10月まで支給される契約だったが、大阪が7月分から5割、紀州が8月分から3割削減している。
神戸の広田和代社長は、この日、神戸総合運動公園サブ球場での明石戦後、選手に10月分の給与カットを通告。ただ、10月も練習場は球団が確保する意向で、選手からは「そろって練習が出来るようなアルバイトの紹介を」などの要望があった。ある選手は「仕方ない。がんばるだけ」と話した。
明石は20万円を維持、大阪、紀州は減額のまま10月分も支払う方針。ただ紀州は10月分を支払えない可能性もある。
5月に前運営会社が撤退して3千万円の分配金が支払われず、集客も低迷して4球団の経営は悪化。3球団が独自の判断で減額に踏み切っているのが現状だ。
来季以降については、各球団ともリーグ存続を最優先とし、20万円の給与減額も避けられない見通し。