2009年10月29日16時52分
花巻東高・菊池雄星との交渉権を得た西武の渡辺監督(右端)=杉本康弘撮影
指名あいさつに訪れた西武のスカウトにライオンズの帽子をかぶせてもらう菊池雄星投手(右)=29日夜、岩手県花巻市の花巻東高、小宮路勝撮影
プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議が29日、東京都内のホテルで開かれ、大リーグも獲得に乗り出すなど注目を集めた岩手・花巻東高の本格派左腕、菊池雄星投手(18)には6球団の1位指名が競合し、抽選の結果、埼玉西武ライオンズが交渉権を引き当てた。
ドラフト2009 交渉権獲得選手一覧菊池投手は「やっとスタートラインに立ててホッとした。(西武は)素晴らしい投手がたくさん出たチーム。語り継がれるような投手になりたい」と語った。くじを引き当てた西武の渡辺監督は「素直にうれしい。運命を感じている。心置きなく西武に来て下さい」と喜んだ。
菊池投手は春夏の甲子園大会に連続出場した最速154キロ左腕。春の選抜大会は準優勝、夏の全国選手権大会ではベスト4に輝いた。大リーグ8球団も獲得意思を表明し、ドラフト前に日米計20球団による異例の面談を実施。卒業後の進路を国内プロに絞ってドラフトを迎えていた。
当初から菊池投手を指名しないと表明していた巨人、広島、横浜に加えてソフトバンク、ロッテ、オリックスが指名を回避。過去最多だった野茂英雄(89年)、小池秀郎(90年)の8球団を上回る重複指名はなかった。