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「郷土愛刺激を」「一度放り投げて不愉快」 横浜売却交渉打ち切り・識者の見方

2010年10月28日10時42分

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 横浜ファンの漫画家・やくみつるさんの話 あれほどTBSが持ちきれないというのが明らかになったのに、来年1年持つというのはファンとして複雑ですね。ひと安心とはいかない。テコ入れも補強もできないだろう。選手もこんなところにいていいのか、という気持ちになるのではないか。オーナーが野球好きでたまらないというところに買ってほしい。強くならなくてもファンはいい。郷土愛を刺激してくれる企業がいい。そういう意味で住生活グループは方向が違うかなと感じていた。

 スポーツライター・玉木正之さんの話 非常に残念だ。親会社には野球を発展させる熱意を持って欲しい。一度経営権を放り投げたTBSがまた球団を持つことは不愉快。選手もファンも不安で仕方ないだろう。球団経営を圧迫している球場との契約関係も見直さないと何も変わらない。電車1本で横浜スタジアムに行けるから愛着を持っていたが、今は(球団に)横浜にとどまって欲しいとは思わない。県民の大部分もおしりを向けているのではないか。球界全体の問題として5年後、10年後の球団数とフランチャイズのあるべき関係を洗い直すべきだ。

 大坪正則・帝京大学経済学部教授 (スポーツビジネス論)の話 球団経営は非常にリスクが高い。優勝争いをして観客動員数を増やさないと成り立たない。そのためには選手補強をしなければならず先行してお金がいる。社長が予算、GMが補強、監督が指揮、という責任分担が明確であれば修正可能だが、横浜の場合は長年そうなっていなかったことが低迷の一因だ。

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