現在位置:asahi.com>スポーツ>野球>プロ野球> 記事 中日・川井、亡き父に贈る4年目初勝利2008年04月17日11時47分 (16日、中日6―1巨人)
「ここまで長かった。記念のボールは、他界したおやじの所に持って帰ります」 中日4年目の左腕で27歳の川井が05年以来の先発で6回を1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。お立ち台ではプロ入り前の04年に急逝した父親の行夫さん(享年59)にささげるウイニングボールを手に、涙をたたえた。 長野県佐久市の出身。首都大学の大東大では2部落ちを経験したが、日本通運で力をつけ、04年のドラフト4巡目で中日入りした。2軍が続いたが昨年、ドミニカ共和国のウインターリーグで好投し、「緩急を意識できるようになった」。今季は2軍で2勝を挙げて11日、川上の離脱で1軍に昇格。12日には2回を6人で抑えた。 この日は130キロ台中盤の直球を生かす投球術がさえた。6回無死一塁。小笠原に緩い変化球を2球続けてから一転、直球を外角に3球続け二ゴロ併殺に打ち取った。「チャンスをもらえなかったので全力を出し切ろうと」。言葉通り期待に応えた。 大学進学の際、父には野球を続けるのを反対された。しかし日本通運入りしてからは「最後までやり通せ」と後押しされた。「それが今につながっている」と川井は言う。 「25歳前後の投手が本当にいい競争をしているんじゃない」と落合監督。2試合連続完封の吉見に2日にプロ初勝利を挙げたチェン。川上、中田、朝倉の三本柱がピリッとしなくても、「投手王国」は健在だ。(渡辺崇) PR情報野球
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
スポーツ特集スポーツコラム
朝日新聞社から |