昨春の選抜高校野球大会で優勝した常葉菊川高校(静岡県菊川市、大石富之校長)は13日、硬式野球部の森下知幸監督(47)が女性記者に対して不適切な言動をしたとして、同監督を今夏の全国選手権大会への参加が終わるまで謹慎処分にすると発表した。また、部員1人も同様の理由で校長訓戒処分とした。
一部の週刊誌で報道されたことから、大石校長らが大阪市内の日本高校野球連盟に事情説明に出向いた後、記者会見で謝罪した。同校の調査によると、森下監督は06年12月、毎日新聞静岡支局の女性記者を飲食店などに誘った際、肩を触るなど、相手が不快に感じるような行為をした。部員は昨夏の選手権大会期間中などに朝日新聞静岡総局の女性記者に、不快に感じるような内容の電話をかけるなどしたという。監督は当面、佐野心部長が務める。
日本高野連は、学校側で自主的な措置、指導が行われたとして、追加処分は行わない方針を伝えた。毎日新聞社の社長室広報担当は「日本高野連と常葉菊川高校の今回の判断を尊重したいと思います」、朝日新聞社の広報部は「日本高校野球連盟の判断を尊重したいと思います」とのコメントをそれぞれ発表した。