プロ野球セ・リーグの首位を独走する阪神が、22日の巨人戦(甲子園)に勝ち、6度目のリーグ優勝へのマジックナンバー「46」を点灯させた。この日の勝利で、巨人の自力優勝が消滅。マジックの対象となる中日が残り試合を全勝しても、阪神が残り57試合で46勝すれば勝率で上回る。
マジックナンバーが定着した60年代半ば以降では、65年の南海(現・ソフトバンク)の7月6日、星野仙一・現日本代表監督が率いた03年阪神の7月8日に次ぎ、95年のオリックスと並ぶスピード点灯となった。
日本プロ野球史上最大の逆転優勝は、中西太監督が率いた1963年の西鉄(現西武)。7月10日時点で首位・南海(現ソフトバンク)につけられた14.5ゲーム差をひっくり返した。西鉄は三原脩監督時代の58年にも、11ゲーム差を逆転している。
セ・リーグでは「メークドラマ」で知られる96年の巨人。7月6日に首位広島に11.5ゲーム差をつけられたが、長嶋茂雄監督の下、逆転優勝を決めた。
阪神は昨季、6月後半に首位に最大12ゲーム差をつけられながら、9月に10連勝して単独首位に浮上。しかし、終盤で力尽き、結局は3位に終わった。今季は、阪神と2位の最大ゲーム差は7月9日時点の13。22日現在は巨人と11.5差で、過去の例をみても、3年ぶりの王座奪還へ向けてほぼ安全圏に入ったといえる。