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今年の巨人戦のナイター中継の年間平均視聴率が過去最低になることが30日、ビデオリサーチの調査でわかった。今年4月から9月までの平均視聴率(関東地区)は12.2%で、8月と9月も8%台と低迷している。球団再編問題で揺れる中、来年の放送権料交渉や各テレビ局の中継日程などにも影響を及ぼしそうだ。
ビデオリサーチによると、今年4月から9月29日までの巨人戦ナイターの中継番組数は146(試合数132)。月別の平均視聴率は、4月が15.0%と例年並みの数字を記録したものの、アテネ五輪とぶつかった8月は8.7%、巨人優勝の可能性が少なくなった9月は8.8%(速報値)となった。巨人戦は残り5試合だが、史上最低だった昨年の14.3%を大幅に下回ることは確実になった。
今季の最高視聴率は6月19日の対阪神戦(NHK総合)で22.8%。アテネ五輪があった8月は25試合25番組中、18番組が1ケタ台だった。8月21日の対広島戦は4.2%と最低。
今回の調査は巨人が日本シリーズで優勝した65年から始まり、巨人がセ・リーグ優勝した83年が27.1%と最高だった。
こうした巨人戦の視聴率の低落傾向について、主催試合を中継する日本テレビ氏家斉一郎会長は「巨人中心でやってきたプロ野球の在り方に問題があった。かつては年平均の視聴率が二十数%。そんなソフト(番組)は今までなかった。プロ野球の経営者が自分のチームの人気を上げる努力をする必要がある」と話している。
フジテレビの村上光一社長は「巨人戦をやっていればいいという時代は終わった。地域別の人気チーム中継も考える必要がある時代なのかも知れない」との見方を示している。
球団経営の重要な柱である放送権料については、TBSの井上弘社長は「こういう状況が続けば、そういうこと(見直し)もあるかも知れない」という。
(10/01 09:00)
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