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井川7K、奮闘したが… 日米野球最終戦

4回裏大リーグ選抜無死二塁、オルティスに本塁打を喫した全日本先発の井川
4回裏大リーグ選抜無死二塁、オルティスに本塁打を喫した全日本先発の井川

 バットに当たった瞬間は、井川の球威に差し込まれたような打球だった。それが途中からグーンと伸び、高いアーチが左中間席に届いた。

 「第1打席は速球でやられたので、仕返ししただけだよ」。4回、オルティスの先制2ラン。レッドソックスを86年ぶりに世界一に導いた主砲が、日本を代表する左腕の直球を力でスタンドに押し込んだ。

 「メジャー挑戦? もちろん、上のレベルでやりたい」。将来の大リーグ移籍を視野に入れる井川も、飛ばしていった。1回1死三塁。ウェルズをチェンジアップで、オルティスを速球で、連続空振り三振に切った。「楽しめました。日米野球に出て財産になった」。5回を7奪三振。今季両リーグを通じてただ一人、200三振を奪った実力は示した。

 だが、勝利への執念は大リーグ選抜がはるかに上回った。オルティスに続き、5回にはウェルズもチェンジアップを左翼席へ2ラン。ともに、1打席目で三振した球種をきっちり打った。

 8試合を振り返り、王監督は言った。「2、3打席目はやっぱり1打席目を生かしてくる。彼らは常にハッスルして、ベストを尽くす。だから、見ている人の胸を打つプレーができる」

 ファン離れが進み、球界は揺れ続ける。指揮官の総括が、日本選手へのメッセージにも聞こえた。

 ●王監督 「今日はメジャーの気合とプライドを感じた。技術の差は縮まっているけど、パワーと取り組む姿勢が違う。見習わないと」 (11/15 11:37)









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