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〈ロッテ〉盤石の先発、救援がカギ

2008年03月17日15時10分

 一部に不安は残すが、Aクラスは射程内だ。

 先発6人衆が盤石だ。12年目で初の開幕投手に指名された小林宏と、昨季、投手2冠を獲得した成瀬が双璧(そうへき)。渡辺俊、清水、小野、久保も計算ができ、長い連敗をしないことが最大の強みだ。全員が過去3年以内の2けた勝利の経験者で、12球団屈指の陣容だ。

 先発陣に比べると、未知数なのが小林雅、薮田、藤田が抜けた救援陣。バレンタイン監督は「抑えは、どの投手が請け負ってもおかしくない」と複数の起用を示唆する。現段階の筆頭候補はアブレイユだが、日本の打者のミート力に警戒感を抱いている。緩急を使えるかが鍵だ。

 アブレイユの調子次第では、シコースキー、川崎、荻野、新人の伊藤にも機会は巡ってきそうだ。だが経験不足は否めず、結果次第では先発陣の投球にも影響を与えるだろう。ただブルペン陣の精神的な柱である小宮山、高木の両ベテランが健在なことは、心強い。

 昨季、リーグ1の得点を挙げた打線は一発はないが、切れ目がない。西岡、早川の両打ちの1、2番には出塁率を望め、勝負強いサブロー、里崎でかえす。さらなる得点力の向上には、昨季、けがに泣いた福浦とズレータの復活が不可欠だ。

 選手の調子を見抜くことにたけているバレンタイン監督の、起用法も見ものだ。

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