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主力欠けるも松中好調 ソフトバンク3連勝

2008年7月10日12時37分

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写真9回表ソフトバンク無死三塁、松中は左越えに2打席連続となる2点本塁打を放つ。投手小野寺、捕手細川=松沢竜一撮影

(9日、ソフトバンク7―2西武) 

 主砲の打球は2度も、左翼席へ届いた。7回と9回。ソフトバンクの松中が2年ぶりの1試合2本塁打を放った。「すごいね。いい時は、左方向に飛んでいる」と自らを褒め、続けた。「松田が変わった姿を見せてくれたんでね」

 試合前、腰痛の柴原が練習を休んだ。4日のロッテ戦で左手首を痛めた小久保は、打撃練習もできない。相次ぐ主力の故障で、前日から3番に抜擢(ばってき)された松田の輝きに、刺激を受けていた。

 1点差に迫られた5回、松田が胸元に食い込む涌井のシュートを振り抜いた。松中より一足早く、左翼席へたたき込んだ。1回には無死一、二塁から三遊間を破る先制打で口火を切った。

 前日から5番に座るレストビッチも、1回に3試合連続となる適時打を放つなど2打点。小久保の負傷で、2軍から昇格したばかりの助っ人は「チームを盛り上げる仕事をしていきたい」と勇んだ。

 中軸の代役たちが活躍すれば、その2人に挟まれた4番・松中も負けじと2連発。3人で全7打点をたたき出した。チームは4試合連続の二ケタ安打。主力を欠く打線が乗っている。

 9年ぶりの7連敗を喫した後の3連勝。お立ち台で松中が言った。「若い選手が出てきた中で、優勝を知っている僕が、何とか強くしたい。これから強くなるよ」。その言葉が本当なら、見えたり隠れたりの首位・西武の背中をとらえられる。(木村健一)

■西武、投打ともに完敗

 西武は投打ともに完敗だった。昨季最多勝の涌井が5回9安打4失点で降板し、打線は中軸3人が無安打。渡辺監督は「クリーンアップが打てない試合はある。涌井はエースとしては情けない投球だった」と厳しい表情で振り返った。リーグ戦では今季初の3連敗。うかうかしていられなくなった。

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