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相手と接触した時に安易に倒れたり、必要以上に痛がって見せたり。ずる賢くなってきた選手は相手や審判をだまそうとする。そうしたプレーが多くなってきたのは、日本だけではない。反則を取る、取らないの基準も審判によってバラバラなのが現実だ。
選手や審判の国籍、人種が違えば、考え方や文化も異なる。それを無視して、笛を吹けば当然トラブルは起きる。
例えばプレミアリーグ(イングランド)のジャッジには独自の流儀があり、他リーグの選手が試合をすると、その違いに苦しむ。逆にプレミアの選手は他に行けば苦しむこともある。
世界の基準や、流れはどうなっているのか。審判は南米、欧州などの試合を常に見て、学んでほしい。
Jリーグはモットラム氏(スコットランド)のように海外の審判を呼んでいるし、オーストリアの審判は他国に「留学」している。日本人審判も可能ならスペイン、フランスなど他国で経験を積めばいい。
経験が浅い審判が、いきなり大舞台で冷静な笛を吹けるわけがない。実際、02年のW杯でも、韓国−スペイン戦など、主審の判定が問題になった試合がいくつかあった。しかし、強国以外の審判を排除するようでは、世界全体の底上げは望めない。
W杯などでの起用が決まった審判は、会場へ向かう前に判断基準を統一しておくべきだ。そのためには、試合の映像や写真を示して講師が話す座学より、生の試合で実践を重ねる必要がある。卓上とピッチ上では、大きな差があるものだ。
これは、国際サッカー連盟がもっと強化していくべき点だ。審判で試合が壊れてしまう状況を、少しでも減らす取り組みを期待したい。
(12/14)
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