現在位置:asahi.com>スポーツ>格闘技>コラム> 記事

格闘技コラム

K―1VS.PRIDE、大みそか対決今年も

2006年12月27日

 年の瀬の恒例行事となった2大格闘イベントK―1、PRIDEが今年も大みそかに興行を開催する。今年もスター選手の参戦で、互いに「オールスター戦」のムードを作り出している。

 K―1の興行は、今年も「Dynamite!!」と銘打った。中継局のTBSは昨年の倍となる5時間半を中継する。

 他のスポーツで実績を残すなど知名度が高い選手が集まり、さながら異種格闘技戦になった。目玉はPRIDEから移籍した桜庭和志と柔道出身の秋山成勲との総合格闘技戦。日本人頂上決戦として位置づけられる。

 アマレス参戦で戦線を離れていた山本KID徳郁も一時復帰。アテネ五輪レスリング・グレコローマン55キロ級優勝のイストバン・マヨロシュ(ハンガリー)と総合格闘技ルールで戦う。来年1月、アマレスの全日本選手権を控える山本は「1月に向けて勢いをつけたい」と意気込む。

 また、魔裟斗が世界ボクシング協会(WBA)元王者のチェ・ヨンスとK―1ルールで戦うほか、元横綱曙、俳優の金子賢ら多彩な顔ぶれが集った。谷川貞治イベントプロデューサーは「肩書がすごい人ばかり。どれをメーンにするか、迷うくらい」と話す。

 一方、PRIDEのイベント「男祭り」はフジテレビの撤退で地上派放送は無くなったが、有料放送の「スカイパーフェクTV!」が生中継する。インターネットの生中継(有料)も始めた。

 選手の一般的な知名度はK―1に劣るが、大会で実績を残したファイターを集め、ファンには期待のカードとなった。

 目玉は、日本で約1年ぶりの登場となるヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルの防衛戦だ。挑戦者マーク・ハントはK―1出身。昨年は、現無差別級王者のミルコ・クロコップに勝っており、激しい打撃戦が期待される。

 このほか、柔道の五輪金メダリスト吉田秀彦、PRIDEライト級王者五味隆典、プロレス出身の藤田和之らも参戦する。

 高田延彦統括本部長は「自信を持って提供できる試合ばかり」と言う。フジテレビの撤退で、大揺れになったPRIDEにとって「男祭り」の出来が、来年以降の成否も左右しそうだ。

ここから広告です
広告終わり

PR情報

このページのトップに戻る