現在位置:asahi.com>スポーツ>コラム>スポーツ人物館〈有望ボクサー編〉> 記事 ![]() 世界へ 子供ら後押し 石田順裕(金沢)2008年01月30日 188センチの長身、日本スーパーウエルター級王者は、少年少女の手本となることも戦う理由の一つだ。自立支援を受ける子供たちのまなざしを心に留めながら、世界の頂を目指す。
大学卒業後は小学校から続けたボクシングをやめていた。社会福祉主事の資格を取り、児童福祉施設で2年働いた。その間、ボクシングを習っていた施設の高校生の「先生も試合に出てみたら」という一言で復帰。ろくに練習もしていないのに社会人選手権で優勝。「もう一度」という気持ちが芽生えた。 プロデビューから6連勝で一気に東洋太平洋王者に。最初の防衛戦に敗れてからタイトルマッチで5連敗したものの、06年に日本王座を獲得。世界ランカーを破って世界ランク入りも果たした。 昨年秋、児童自立支援施設を訪問し、入所中の子供らにボクシングを披露。連敗からはい上がった経験から「目標を持ってがんばれ」と伝えた。そう言った以上は自分があきらめられない。世界挑戦を目指し、黙々と練習を続けている。(この項、終わり) * いしだ・のぶひろ 75年、熊本県長洲町生まれ。大阪・寝屋川市に移り、格闘技好きの父の影響で6歳から自宅のサンドバッグをたたく。興国高で全国優勝、近大で国体準優勝を経験。24歳でデビュー。18勝(6KO)5敗2分け。 PR情報 |
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