現在位置:asahi.com>スポーツ>コラム>スポーツ人物館〈欧州CL編〉> 記事

スポーツ人物館〈欧州CL編〉

老練34歳 勝機逃さぬ クリスチャン・パヌッチ(ローマDF)

2008年02月09日

 勝負どころを知るベテランの力は衰えない。DFだが、昨年末に相次いで貴重な得点を決めた。

写真パヌッチ=ロイター

 欧州CL決勝トーナメント進出を決めた1次リーグ、敵地でのディナモ・キエフ(ウクライナ)戦では先制点。イタリア代表では欧州選手権予選のスコットランド戦でロスタイムの劇的得点で本大会進出を決めた。

 「少年の熱い気持ちと34歳の冷静さを持ち合わせたい」。ゴール後のはしゃぎようは子供のようだとも言われる。

 若い頃は気性の荒さばかりが目立ったが、ローマではピッチ内外で信頼が厚い。さらに右サイドバックとしての正確なクロス、時にセンターバックも務める守備力。ドナドニ監督に請われ3年ぶりに代表復帰したのも確かな技術と老練さを買われたからだ。

 ローマで選手生活の最後までプレーする覚悟を決めている。かつてACミラン(伊)、レアル・マドリード(スペイン)で欧州一を手にしたが、「ローマはミランやレアルと同じ実力を持っている」。このクラブでの優勝にこだわる。

     *

 クリスチャン・パヌッチ 73年4月、イタリア北部のサボナ生まれ。ジェノアでデビューした。かつては奔放な物言いでトラブルメーカーとして知られた。代表ではリッピ前監督との不仲で、優勝した06年W杯ドイツ大会はメンバー漏れ。

ここから広告です
広告終わり

PR情報

このページのトップに戻る