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スポーツ人物館〈世界フィギュア編〉

勢いあふれる欧州王者 トマシュ・ベルネル(チェコ)

2008年03月15日

 ランビエル(スイス)やジュベール(仏)といった世界タイトル経験者を押しのけ、今年1月の欧州選手権(クロアチア)で初優勝した。

写真トマシュ・ベルネル=ロイター

 昨年の同大会もショートプログラム(SP)は首位だったが、自由でミスをして2位に。「今年はSPが終わった夜、しっかり眠ることができたのが大きかった」と地元メディアなどに語った。

 もともと丁寧なステップやスピンに定評はあったが、頭角を現したのは4回転ジャンプに安定感が出てきた昨季。東京開催の世界選手権は4回転を2度成功させ、表彰台まであと一歩の4位に食い込む。今季のNHK杯も高橋大輔に敗れて2位に終わったが、シニアのグランプリシリーズで初めての表彰台。だから「日本が大好き」。

 サラサラの金髪と180センチの長身。日本にもファンが多い。ちゃめっ気たっぷりで、自由の衣装の胸元には「勇名トラ」と解釈に困りそうな漢字とカタカナが躍る。

 「欧州の王者として、世界選手権も優勝を狙いにいくよ」。最も勢いのある21歳に怖いものはない。

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 Tomas Verner 86年6月生まれ。5歳でスケートを始める。初出場の06年トリノ五輪は18位。高橋にあこがれ、今季のヒップホップ調のSP「白鳥の湖」がお気に入り。チョコレートに目がなく、サッカーファンでもある。

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