
2008年4月6日
浦和重
アテネ五輪に続き、二つ年上の武田大作(ダイキ)と組み、北京に挑む。2000メートルを2人でほぼ全力でこぐ過酷な競技。船首側のバウを務め、船尾側のストローク武田をリードする。
1日に5、6回は体重計にのる。2人の合計体重が140キロ以下、個人が72.5キロ以下と制限があるからだ。「食事前にのってあと何キロ食べられるかということも。でももう慣れたもんです」。酒も飲まず、減量で苦労した経験はない。
体格差がない条件で戦える。まだ五輪でメダルがない日本ボート界期待の種目だ。シドニー、アテネと日本は連続6位。「冷静に自分たちのこぎに徹すればメダルもある」
中学までは柔道に打ち込んだ。だが、高校の柔道部は強豪ぞろい。「とても通用しない」。身長180センチの体つきを買われて誘われたのがボート部だった。近くの漁港でこぐ先輩たちの一体感ある動きを一目見て「人生観が変わった」。
高校までは知られた存在ではなかった。しかし、指導者に恵まれた。「五輪が終わったらこの経験を後輩やチームに還元したいと思っています」
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うら・かずしげ 男子軽量級ダブルスカル。福岡県出身。福岡舞鶴高、日大を経て現在はNTT東日本東京。五輪はアテネに続く出場。妻圭子さんと1歳の長男遥人くんの3人家族。72キロ、32歳。