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スポーツ人物館〈北京五輪代表編〉

抜群の筋力 4年で結果 佃咲江(自転車)

2008年4月11日

写真佃咲江

 自転車を始めて4年で、五輪への道が開けた。昨年、一線級が出場しない世界選手権Bのスプリントで優勝し、北京の出場権を手に入れた。「何とも実感がわかなかった」。自身も驚きの結果だった。

 高校まではスピードスケートの選手。500メートルで全国高校総体に出たが、当時の監督からその筋力を見込まれて、自転車への転向を勧められた。「不安はあったけど、スケートで限界も感じていたし」。大学で自転車部の門をたたいた。

 女子部員は1人。近くにはバンクがなく、ロードで1人で練習する。冬場は道路が凍り付くため、マウンテンバイクにスパイクタイヤをつけて練習する。「心が何度も折れそうになった」。五輪出場権を手にするまでは競技続行について悩みに悩んだ。

 女子選手は競技人口も少なく、取り巻く環境は厳しい。遠征費の一部は両親が負担してくれている。「出場権を獲得して、ちょっとだけ親孝行できたかな」

 3月、初の世界選手権は予選落ちだった。「このままじゃ恥をかかせちゃう」。北京では、両親を喜ばせる結果を残したい。

     *

 つくだ・さきえ 女子スプリント。85年10月生まれ、北海道美幌町出身。釧路星園高、北海商大を経て、4月から同大研究生。07年世界選手権Bでスプリント、ケイリンの2冠。168センチ。

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