
2008年4月25日
小林海咲
女子で世界ランク1位のニコル・デビッドを生んだマレーシア。世界トップレベルの国に1人で飛び込んだ。中学卒業後。今から3年前だ。
父の勝司さんが通うスポーツクラブでスカッシュに出会った。クラブでコーチをしていたのは、全日本選手権を7度制覇した渡辺祥広(よしひろ)さん。「技術や戦術を吸収する力がすごい」。海外のジュニア大会には自費でも構わず参加した。
中学3年の6月。マレーシアのペナン国際ジュニアで2位。その大会で日本人初の入賞だった。その姿をニコルの出身地であるペナンの関係者は覚えていた。「ここでスカッシュを学びたい」という父と娘の願いをペナン国際スカッシュセンターがかなえてくれた。
昨年はマレーシア・ジュニアサーキット第1、2戦に連勝。今年は本格的にプロツアーを回り始め、「世界の壁は厚い」と実感している。だが、「日本のスカッシュを背負うようになりたい」。勝ち気なのはプレーと一緒。一昨年3位だった全日本選手権で、今年は史上最年少優勝を目指す。(写真は日本スカッシュ協会提供)
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こばやし・みさき 川崎市出身。小学6年からスカッシュを始めた。川崎市立田奈中3年のときに、全日本選手権で史上最年少のベスト8入り。中学卒業後、単身でマレーシアにスカッシュ留学。18歳。