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競馬ウィークリー

移籍組の活躍 生え抜きに刺激

2008年5月2日

  • 筆者 有吉正徳

 内田博幸騎手(37)の顔に柔らかな笑顔が広がっていった。

 4月27日の東京競馬場、レッドアゲートに騎乗して、オークスの前哨戦・フローラSを制した。3月、地方・大井競馬から中央競馬に移籍して以来、これが初めての重賞制覇となった。

 「いつか(勝つ)順番は回ってくると思っていましたが、正直、ホッとしています」

 06年には日本競馬史上最多となる年間524勝(地方463勝、中央61勝)を挙げた名手。先走る期待を浴びながら、あせることなく実績を積み重ねてきた。3月1日の中山競馬場で初騎乗初勝利を挙げて以来、ここまで173戦20勝。2着18回、3着11回。勝率.116、2着までに入る連対率は.220。十分な成績だ。

 03年の安藤勝己を第1号に、小牧太、赤木高太郎、柴山雄一、岩田康誠、安藤光彰、鷹野宏史と内田を含めると、地方からの移籍組は8人を数える。このうち安藤勝、小牧、岩田が移籍後にG1タイトルをつかみ取った。

 移籍組は間違いなく中央競馬に刺激を与えた。内田が移籍してからというもの、東京、中山競馬場で行われる関東のレースは各騎手の闘争心が前面に出て迫力が出てきた。生え抜き組も指をくわえて見ているわけではない。

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