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競馬ウィークリー

カジノドライヴの夢多き米遠征

2008年05月09日

 4月29日、カジノドライヴ(牡(おす)3歳、美浦・藤沢和雄厩舎(きゅうしゃ))は米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に降り立った。

 日本での実績は1戦1勝。こんなにキャリアの浅い日本調教馬が海外遠征するのは異例といっていい。当面の目標は10日(日本時間11日)にベルモント競馬場で行われるG2重賞のピーターパンS(ダート1800メートル)出走だ。

 このレースでコース経験をし、6月7日に同じ競馬場であるベルモントS(ダート2400メートル)に勝負をかける。それが関係者の描く青写真だ。ベルモントSは米3冠レースの最終戦。日本の菊花賞に当たる。

 山本英俊さんが馬主のカジノドライヴの挑戦には、日米を股にかけた大きな夢がかかっている。ベルモントSの「兄弟3連覇」だ。

 06年、ジャジルの優勝が始まりだった。07年はジャジルの妹ラグストゥリッチズが兄に続く優勝と牝馬として102年ぶりの栄冠に輝いた。そしてカジノドライヴ。彼はジャジル、ラグストゥリッチズの弟という血統なのだ。

 カジノドライヴは2月のデビュー戦(京都)で2着に約12馬身もの差をつけて快勝。大物ぶりを示した。米国生まれのカジノドライヴが今、記録達成の夢とともに里帰りした。ロマンを追う旅だ。

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