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スポーツ人物館〈ニューフェース編〉

強気な左腕 高卒の星 佐藤祥万(野球)

2008年5月13日

写真佐藤祥万=筋野健太撮影

 背番号「60」がひときわ大きく見える。「高校ビッグ3」と言われた中田(日本ハム)、由規(よしのり)(佐藤=ヤクルト)、唐川(ロッテ)より一足先にプロデビューを果たすと、ここまで7試合に登板し、14回3分の2を5失点。セ・リーグの高卒新人では初の先発マウンドにも登った。

 愛くるしい表情が印象的。だが、マウンドでは昨夏の甲子園でも見せた内角をずばずばつく、強気な投球が持ち味だ。プロ初登板となった4月9日の巨人戦では小笠原から始まるクリーンアップに対し、直球勝負で三者凡退に打ち取った。「小笠原さんは一番勝負してみたい打者だった。とにかく腕を振ることだけを考えていました」

 負けず嫌いで、練習好き。直球の最速は高校時代から6キロアップして145キロと、プロの世界でもまれた数カ月で一回りたくましくなった。一方で、オープン戦で打たれ、2軍落ちを告げられた時や、巨人戦で阿部に本塁打を打たれた時、人目もはばからずに涙を流した。

 新たな課題を見つけては、それを乗り越える。「プロに入ったからには高卒とかは関係ないです」と話す左腕は、未来の横浜投手陣の一角を担うことを期待されている。

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 さとう・しょうま 89年、栃木県生まれ。文星芸大付高では06、07年の全国選手権出場。07年はエースでチームを3回戦進出に導いた。昨秋の高校生ドラフト4巡目で横浜入団。172センチ、74キロ。

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