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競馬ウィークリー

「まな娘」と狙うタイトル

2008年5月16日

  • 筆者 有吉正徳

 牝馬(ひんば)の戦いヴィクトリアマイルに出走するニシノマナムスメは、河内洋調教師にとって、文字通り「まな娘」といっていい存在だ。

 父はアグネスタキオン。無傷の4連勝で01年の皐月賞を制した名馬だ。現役時代のすべてのレースで手綱を取ったのが、当時騎手だった河内調教師だった。

 それだけではない。母ニシノフラワーの主戦だったのも河内調教師だった。92年の桜花賞からコンビを組み、引退するまでの11戦で騎乗、桜花賞、スプリンターズSと二つのG1制覇を果たした。

 ともに現役時代を戦った両親から生まれたマナムスメ。河内調教師が期待するのも無理はなかった。しかし、あと一踏ん張りが足りず、桜花賞、オークスへの出走は夢に終わった。

 その後、休養期間を取ったことで成績は再び上昇。前走のマイラーズCで2着になり、優勝したカンパニーを首差まで追いつめた。

 ヴィクトリアマイルで最大のライバルとなるのは同期のウオッカだ。顔を合わせるのは07年2月のエルフィンS以来となる。その時、優勝したウオッカと2着マナムスメの間には3馬身もの差があった。1年3カ月でその差はどこまで縮まっただろうか。勝てば、マナムスメと河内調教師にとって初のタイトルになる。

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