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スポーツ人物館〈北京五輪代表編〉

「舞台」を求め英国修業 大岩義明(馬術)

2008年7月6日

写真大岩義明

 一度は競技から身を引いた男が、総合馬術で五輪代表の座を射止めた。

 99年、明治大を卒業したのを機に競技をやめた。学生日本一に輝き、達成感もあった。ビル管理会社に就職し、害虫駆除などの仕事に携わった。

 しかし00年、テレビ観戦したシドニー五輪に激しく心を揺さぶられた。画面に映し出されたのは馬術ではなかったが、「五輪に出たい。五輪こそ自分が目指すべき舞台だ」と感じた。

 そう思い立ってからの行動は早かった。01年に英国に渡ると、アルバイトで資金を得ながら競技会に出場した。03年からは、五輪の総合馬術団体3連覇の実績を持つアンドルー・ホイ氏に弟子入りして手ほどきを受けた。「目からうろこが落ちた。初日から驚くばかりだった」

 いい師匠に巡り合ったことで、めきめきと腕を上げ、04年は世界ランキングを26位まで上げたが、あと1人のところでアテネ五輪の出場権を逃した。今回はその時の悔しさもぶつけるつもりだ。「準備をしっかりして本番では120%の力を出したい」と意欲を見せた。(有吉正徳)

    *

 おおいわ・よしあき 76年、愛知県生まれ。05年、英国最高峰のバドミントン大会で11位。06年のドーハ・アジア大会では個人で金メダルに輝いた。日東光学。170センチ、64キロ。

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