
2008年7月10日
上田藍
幼稚園から始めた水泳はどんなに練習しても全国大会に届かなかった。中学時代、「助っ人」で参加した駅伝で全国大会に。走る楽しみを知り、高校で陸上に転じたが伸びなかった。
「藍ちゃん、トライアスロンもあるよ」
昔、水泳教室でおじさんに言われたことを思い出し、どちらも生かせると決断したのが高2の秋。9カ月後に大会に初挑戦し、高校生の部で優勝した。
「自然の中で泳ぎ、走る達成感は最高。この競技に出会えて良かった」
「北京を目指そう」と、卒業と同時に元日本代表の山根英紀コーチを頼って千葉県の稲毛に。アルバイトをしながら自炊生活でのスタートだった。
1日8時間の練習で力を付け、世界の舞台へ踏み出した。今年5月の広州・アジア選手権を制し、6年で夢をかなえた。
山根コーチは「成長は遅いが、土台がしっかりしているので崩れない。まだまだ伸びる」と期待する。
過去の日本の五輪最高成績は12位。「最低でも8位以内の入賞。ラン勝負に持ち込めれば、表彰台も狙いたい」(延与光貞)
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うえだ・あい 京都市出身。京都府立洛北高卒。24歳。05年からプロに。06年のアジア大会で銀メダル。昨年の日本選手権で優勝。シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター所属。155センチ。