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観察力で強気のリード 大野奨太(日本ハム・捕手)

2009年7月1日

写真試合前、守備練習する大野奨太=遠藤啓生撮影

 打者のしぐさを、じっくりと目で追ってからサインを出す。大切にしているのは観察力。「野球以外の時でも観察していたら、それが野球に生きてくる。積み重ねが大事だと思う」

 岐阜総合学園高では2、3年生の夏に岐阜大会決勝で散ったが、東洋大では東都大学リーグ4連覇から全日本大学選手権、明治神宮大会と学生のタイトルを総なめに。内角を強気に攻めるリードが持ち味だ。

 プロデビューはほろ苦いものだった。4月5日の楽天戦。1点リードの8回から出場し、9回に追いつかれて退いた。延長でチームは決勝点を奪われ、本拠地で開幕3連敗を喫した。「この経験を生かすのが、ボクの仕事」。悔しそうに声を絞り出した6日後、初先発したソフトバンク戦で零封リレーを引き出した。

 あえて厳しい場面で出番を与えた梨田監督は、「それだけの能力があるんだから」。捕手出身の指揮官の期待は相当なものだ。交流戦では24試合中11戦で先発するなど、正捕手・鶴岡に次ぐ存在になっている。

 同学年のダルビッシュとバッテリーを組むのが目標だ。だが、「そこに焦点を合わせず、一つ一つやっていく」。努力家らしく、階段を上る。(上山浩也)=「新戦力編」おわり

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 おおの・しょうた 岐阜県大垣市出身の22歳。岐阜総合学園高から東洋大に進み、昨秋のドラフト1位で入団した。プロ初本塁打は5月29日、横浜の三浦から左中間席に2ランを運んだ。177センチ、77キロ。右投げ右打ち。

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