
世界選手権編
2009年7月3日
野瀬瞳=水野義則撮影
4月の日本選手権女子50メートル平泳ぎで同着優勝。しかもタイムは日本新だ。「0秒01でも勝ちたかった。本当に悔しい」。愛らしい笑顔とは裏腹に、人一倍の負けん気を秘める。
福岡・九州女高3年の07年には、ハワイであったジュニアパンパシフィック選手権で100メートルを制した。だが、北京五輪の代表選考会を兼ねた08年の日本選手権は100メートルの6位が最高と振るわなかった。
北京という目の前の目標に届かず、水泳をやめることも考えた。プールで漫然と泳ぐ日々だったが、今年に入って気持ちを切り替えた。「去年は悔しい思いしかできなかった。悔しいまま終わるのは、自分らしくない。もう一度、自分の泳ぎに集中してみたかった」
12年のロンドン五輪で表彰台、16年の五輪ではその頂に――。07年に自分の中で掲げた大きな目標への第一歩が、初めて出場するローマの世界選手権だ。
前半から積極的に飛ばすのが持ち味。50メートルと100メートルに出場するが「スプリント戦には自信がある。世界にどこまで食い込めるか、挑戦を楽しみたい」と力を込める。(松沢憲司)
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のせ・ひとみ 福岡県出身、20歳。九州共立大1年。地元の大野城SCを拠点に練習を積み、5月の日豪対抗では100メートルの自己ベストを更新するなど成長を続ける。趣味はネイルアートと料理。167センチ、53キロ。
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水泳、陸上、柔道の世界選手権で活躍が期待される選手を紹介する。