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スポーツ人物館
世界選手権編

27歳 泳ぐことで伝える 高安亮(水泳・バタフライ)

2009年7月5日

写真高安亮=水野義則撮影

 日本水泳選手団の最年長、05年世界選手権の男子400メートルメドレーリレーで銅メダルに輝いた27歳は、競泳陣を陰で支えている。「今回は初出場組も結構いる。緊張しないよう、みんなとコミュニケーションを取れたらいいな」。強化合宿などでは若手と一緒にゲーム機で遊ぶなど、スキンシップを図っている。

 初の五輪出場をかけた08年4月の日本選手権。得意の男子100メートルバタフライで3位に敗れて代表の座を逃し、その場で引退を表明した。2カ月練習をしなかったが、まだあきらめきれない自分がいた。「僕一人では決めきれず、いろんな人に聞いた。そうしたらみんな、真剣に考えてくれた。期待に応えたいと思ったし、ボロボロになっていくのを見届けてもらいたくなった」

 今年4月の日本選手権は、50メートルバタフライを23秒45の日本新で制して代表入り。「『まだやってんの?』って言われるかもしれない。けど、(27歳でも)まだ出来るということを、僕が泳ぐことで伝えられたら」と宣言した。

 お笑い好きで、「岡村隆史さんとか体を張った人が好き」。自身も言葉だけではなく、筋肉質な体が生み出す結果で、仲間を引っ張るつもりだ。(永田篤史)

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 たかやす・りょう 81年7月19日、神奈川県生まれ。コナミ所属、筑波大出。世界選手権には、01年から5大会連続代表。今年3月には100メートルバタフライの短水路日本新記録(49秒90)も樹立した。183.5センチ、72キロ。

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