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スポーツ人物館
世界選手権編

「メダルへ」妖精引っ張る 三沢樹知(新体操)

2009年9月8日

写真新体操ナショナル選抜団体チーム「フェアリージャパンPOLA」の三沢樹知主将=8月26日午後、東京都港区、関口聡撮影

 「フェアリージャパン」の愛称で知られる団体日本代表6人をまとめる主将。といっても、普段はおっとりした雰囲気で、メンバーから「なっちゃん」と呼ばれて親しまれている。

 練習となると表情は一変。複雑な動きの中でメンバーの演技に目を配り、改善点を指摘する。「前向きな性格だし、周りを見るのも得意。結構リーダーに向いているかもしれない」と自己分析する。

 小学1年から新体操を始め、地元のクラブ「山形RG」の中心選手として活躍した。団体代表に誘われたのは高校2年だった06年。親元を離れて他の選手と共同生活を送ることに抵抗があったが、「小学生の頃から夢だった五輪に出られるなら」と飛び込んだ。

 1日8時間の練習に家事の負担もある生活は想像以上に厳しかった。「親に『帰りたい』と何度も電話していた」という。だが、国際試合の経験を積むうちに「意識のレベルが違ってきた」。代表としての自覚が芽生え、後ろ向きな気持ちは消えた。

 三重の世界選手権では、10位で予選落ちに終わった北京五輪の雪辱を誓い、メダル獲得を目指す。「後のことは考えられないくらい、今は集中している」(小泉耕平)

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 みさわ・なち 山形県生まれ、19歳。東女体大2年。日本代表として団体総合で07年世界選手権7位、08年北京五輪10位。今年4月にはポルティマン国際の団体種目別リボン・ロープで優勝。162.8センチ、48キロ。

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