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OA選手の招集苦戦 規約盾にクラブが難色

2008年7月12日10時11分

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 原則23歳以下で争う北京五輪のサッカー男子で、3人まで認められるオーバーエージ(OA=24歳以上)選手の招集に苦戦しているチームが目立つ。日本は大久保(神戸)の選出を断念。初優勝を狙うブラジルはロナウジーニョの参加を所属のバルセロナ(スペイン)に阻止された。

 カカの招集を目指したブラジルは所属のACミラン(イタリア)に断られ、ロナウジーニョを選んだ。本人は意欲満々だが、クラブが「国際サッカー連盟(FIFA)は参加を義務付けていない」と拒否した。

 アルゼンチンはリケルメ、マスケラーノと一緒に選出されたデミチェリスが参加できなくなり、二転三転して呼ばれたブルディソも所属のインテル・ミラノ(イタリア)が難色を示した。イタリアも各クラブとの交渉が難航し、ロッキの1人だけとなった。

 五輪はFIFA主催ではなく、国際親善試合のようにホームチームの協会が入場券収入やテレビ放送権料を稼げるメリットもない。そのためFIFAが招集に応じることを義務付けた「公式行事」から外れている。

 FIFAは3月の理事会で五輪参加を断れないように規約改定する方針を固めたが、その後は動きがない。あるFIFA関係者は「北京五輪までに規約をいじるのは無理。今回は静観するしかない」と話した。(共同)

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