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J1最後のチャンピオンシップ(CS)が5、11日に迫った。横浜が2年連続3度目の年間王者に輝くか、浦和の初優勝なるか。今季のリーグ戦では2引き分けと全く互角。2人のブラジル人が攻撃のカギを握る。
◆横浜・ドゥトラ 「代役なし」左の要
左MF。横浜の攻めの一翼を担う。速くて正確なクロス。運動量も驚異的だ。左の崩しから何度も好機を生んできた。
01年夏に加入し87試合で5得点。存在の大きさを数字で表せば、今季ドゥトラが出た試合は14勝3敗5分けだったが、出ないと3勝2敗3分け。勝率はがた落ちする。
左の人材が薄い日本サッカー界と同様、選手層が厚い横浜にも代役はいない。負傷者が続出した時、岡田監督は彼の不在を「最も痛い」と言った。11月23日の新潟戦で太ももの肉離れから復活。ある意味では久保、安貞桓らのFW陣より、待ち望まれた復帰だった。
代表歴がないのはエメルソンと同じだ。「彼は若いうちに日本に来たので、ブラジルでも知らなかった」と話す。浦和が最前線で見せつけるスピードにサイドで対抗するキーマンである。
◆浦和・エメルソン 精神面も実力者に
「大人になった」とチームメートは口をそろえる。浦和のステージ初制覇は、エメルソンの変身抜きには語れない。
第2ステージ(S)の警告はわずか1度(第1Sは5)で、全試合フル出場。11度の警告で出場停止を繰り返した昨季とは一変した。「プレーに集中したいから、審判に文句を言わなくなった。成長したでしょ」
ピッチに立てば、活躍は約束されたようなものだ。スピード、テクニックともJリーグの「規格外」。27得点で得点王レースをぶっちぎった。欧州の複数の強豪クラブが興味を示すが、「自分はレッズが好き。ここで優勝したい」。
相手の岡田監督は1年目に所属した札幌時代の恩師だ。「頭が良くて、強いチームを作れる人。僕も成長した姿を見せたい」。ゴールが一番の恩返しになるだろう。
(12/02 11:17)
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